寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました

「お前といるときは、すごく楽しい。
 お前がいないときも、お前を思い出して、ちょっと楽しい。

 でも、少し寂しいから。
 (なら)したら、毎日、ちょっと楽しいかな」

 そんなちょっと楽しい毎日が、このまま続けばいいな、と慶紀は言う。

「……はい」
と綾都は照れたように俯き笑った。

『今日、会社で白神(しらがみ)さんと出会って大変だったんだからっ』

『あらそうなの』
『運命ねえ』
と花実たちに言われたことを思い出しながら――。



                    完