寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました

「私は藤宮さんから、綾都さんにいい結婚相手を探してくれと頼まれただけだから」

 息子の希望より、綾都の祖父の希望っ!

 そして、父よ。

 俺は、そのクマのような南極料理人……

 いや、実際には、シュッとしたイケメンだったが――

 の人より、劣ると言うのですかっ。

 綾都の結婚相手としてっ、と思いながら、慶紀は言った。

「俺は――」

 慶紀の中で、今までの二人の日々とさっきの占い師の言葉が交錯した。

「俺は、例え、裏切られていたとしても、綾都と結婚したい!」

 私、いつ裏切りましたっ!?
という目で綾都に見られる。