寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました

「式場の日取りも――

 だいたい決まってますし」

 だいたいなのか……。

 どうしたことだ。

 親の心がかつてないほど読める、と思っていた。

「招待状の準備だって」
「もう発送したのか?」

「いえ」

 日取りがだいたい決まってる、の状態なのに、発送しているはずがない。

「じゃあ、それ、相手をかえればいいだけだろう」

 いや、そんなばかなっ、と綾都とふたり、衝撃を受ける。