寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました

「そうだ。
 地元で作っているという道の駅のサイダーです。

 ビンとラベルが美味しそうだったんで買ってみたんですが。
 飲んでみたら、まあまあでした」

「いただいてみようか」
と耕史郎が飲んで見ている。

 うむっ、と耕史郎は声を上げた。

「こんなに『まあまあ』としか言いようのないサイダーは初めて飲んだっ」

「ですよねっ」
と二人で頷き合う。

「あら、意外と気が合ってるじゃない。
 この嫁と舅は」
と愛が言っていた。