寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました

「ともかく、綾都をよろしくね」

 綾都は商店のおばちゃんと店の中でなにやら楽しそうに話し、アジの干物を買って出てきた。

 おばさんに、ぺこりと頭を下げると、おばさんも店の中から笑顔で頭を下げてきた。

 落とせる橋もないし、車も壊れそうにない。

 綾都は家の土産にアジの干物を買ってきているし。

 これは帰るしかないかな、と思いながら、とりあえず、上人の像を見に行ってみた。