「式場にお前だけで行ったのか?」
夜、慶紀は電話で綾都から、結婚式場に行ってきたという報告を受けた。
これは……
綾都が結婚に乗り気になっていることだろうかと思ったが。
単に先輩が気にするので、招待状のことを確認に行ったのだと言う。
何故、俺たちでなく、綾都の会社の人が招待状のことを気にするのか知らないが、と思いながら、とりあえず慶紀は、
「そうか」
と言った。
すると、綾都が沈黙する。
どうしたっ!?
と身構えていると、
「あの、白神さん、週末はどうやって生きていかれますか?」
と綾都が訊いてきた。
「えっ?」



