寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました

「綾都の家の地下になにか怪しいものがあることがバレてるとか……」

 藤宮の家の地下にどんな怪しいものがあるのですか……?

 腐ってるのか、ありがたいのかわからない百年ものの梅干しとか?

 家の地下と聞いて、菱川の脳裏に浮かんだのも、綾都と同じ、床下収納だった。

「それ、聞きたいです?」

「最近、俺は、綾都のことなら、なんでも知りたいと思ってしまって」

「なんか愛情の方向性がおかしくなってきてませんか……?」

 実は、あなたがストーカーなのでは?
と菱川は呟いた。