おじいさんは疲れてそこに座っただけなのだろうが、同じベンチに座るもの同士、挨拶は必要だろうと、視線を合わせ、ぺこりと頭を下げる。 おじいさんは突然、戦時中の話をはじめた。 ……うちのひいおじいちゃんみたいだ、と思いながら、綾都は頷き、話を聞く。 途中でケーキをつまみながら。