寝不足でお見合いしたら、結婚が決まりました



 一通り挨拶を済ませた綾都は、ホッとしてデザートのテーブルを眺めていた。

 パステルカラーの花々と重厚感ある白い皿に盛られたデザートたち。

 来たときはどうなるかと思ったが、ちょっと楽しくなってきた。

 慶紀は櫂とともに、知り合いと話し込んでいるようだ。

 綾都をもう一人にしていても大丈夫だと思ったらしい。

 よし、この木陰でブルーベリーののったちっちゃいレアチーズケーキと抹茶のババロアをまずいただこう。

 綾都は大きな木の側にある白いベンチに腰を下ろした。

 一口食べたとき、謎のおじいさんが現れ、隣に座った。

 ど、どなたなんでしょう?