靴は玄関でも、すごい匂いを発していた。 「外に出してもマンションの方のご迷惑になりますよね」 「そうだな。 まあ、俺がなんとかしよう」 どうするつもりなのか、慶紀はビニール袋に入った靴を持って出ていった。