綾都は日曜日。 イベントに駆り出されていた。 暑いビーチでのイベント。 ……誰だ。 こんな行事考えやがったのは、と思いながらも、受付業務にいそしむ。 「はいっ。 吉崎建設の来間(くるま)様ですねっ」 招待状を確認し、綾都は顔を上げた。 「来間様っ? 何故っ?」 「……いや、何故はおかしいでしょうよ」 あの赤い車の美女が立っていた。