俺は中学を卒業し、高校に入学した。 偏差値はそこそこ、部活は多少強めの陸上部。 家から適度に離れていて、校則もあるがゆるい。 俺はそんな学校に、ただ毎日を過ごすためだけに通っていた。 日々を過ごさなければおかしくなりそうだった。 自分は衣都の死を受け入れようとしている。 しかし、受け入れられないでいる。 認められないでいる。 そう、自覚していた。