読んだらきっと、立ち直れなくなってしまう。 続きは読まないように紙を折り曲げて、『愛する流星へ』と書かれた部分を見つめる。 彼女の愛は恋愛かもしれない。でも、きっと友愛だろう。 しかし自分は、たしかに愛されていたのだ。 死んでから気づいては遅い。 わかっていながらも、たった今気づいてしまったそんな簡単な事実に、俺は悲嘆に暮れるしかなかった。