その掛け声ですぐに撃ち合いが始まる。 水がなくなってはバケツで汲んで、そしてまた水を掛け合って。 バケツの水がなくなる頃には、お互いびしょ濡れだった。 『うわ、めっちゃ濡れてる。』 『疲れたよぉ…なんか飲も!』 自販機に駆け寄り、お互い好きなジュースを買う。 親から渡された小遣いは多少あり、自販機のジュースはどれもワンコイン以下だ。 並んでベンチに座り、衣都がカシュッと缶を開け、俺はペットボトルの蓋をひねる。