ホワイト・サマー・エンド




そういや、今日は8月10日だ。

俺の誕生日。



夏休みだから、と衣都がいつもプチ旅行の計画を立てたり2人で遊んだりしているが、今年は衣都が入院しているため、ほとんど忘れていた。





「…流星?」




黙っている俺を不安に思ったのか、衣都が首を傾げる。




「…もしかして、日程間違ってた?」





さあっ、と顔が青くなる衣都。

表情豊かな彼女に、俺はやっと吹き出した。





「ふはっ…大丈夫、合ってるよ。…ありがと、衣都」