ホワイト・サマー・エンド












衣都のいない世界。

衣都のいない世界も自分も、きっとどこかが欠けている。




それでいいだろう。

それでいい、それでいいのだ。





衣都は俺の心だったから。

半身を、心を、失った自分が、まともであれるはずがないから。

衣都がいてこその俺だった。

あの頃が、俺のすべてだから。