ホワイト・サマー・エンド





涙は止まらない。

衣都のきれいなボールペンの文字が、滲んで、溶けていく。




エアコンの冷風で汗が肌に張り付き、蝉の鳴き声が鼓膜を震わすのを感じた。





ああ、そして、夏が終わる。





飲み込めずに、喉の奥にしこりのように残り続けたまま、衣都が死んだ夏が終わる。

二度目の、これからが、始まる。








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