横向きになって寝ている布が、頭の下でじわりと湿気るのがわかった。 怖いんだ。 衣都が死ぬのが。 衣都、ねえ、どうか。 生きてほしい。そばにいてほしい。 もし死んでしまったとしても、告白すれば、君の未練になれるだろうか。 未練になったら、幽霊にでもなって、俺のそばにいてくれるかい? ああ、違うな。 どうしてこうも自分の心をごまかすんだろうか。 仕方ないのかもしれないけれど、それじゃあどうしようもないじゃないか。