「はは…」 乾いた笑みがこぼれる。 いつも自己中心的なのに、衣都のことになると、こうなってしまうから情けない。 ゲームテレビの前に、衣都が座っているような気がする。 思いっていうのは…ただ一方的に、押し付けるためのものじゃない。 俺の思いは、片思いは、恋は。絶対にそんなものじゃない。 考えていたのは長いようで短い間だった。