衣都はボロボロと涙をこぼしながら、嗚咽混じりに悲痛な、人間として当たり前なはずの願いをこぼす。 生きたい、生きたい、死にたくない。 まだ、生きてたい。 そう何度も繰り返す。 そうだよな。 一番苦しいのは衣都だよな。 俺も心のなかで呟く。 生きていてほしい。 俺も、まだ。 衣都を失いたくない。