ホワイト・サマー・エンド






まるで告白みたいだ。



冷静になった頭が、そう苦笑いする。





「大好きだよ流星」





衣都の声。

聞きたかった、ずっとずっと、「今」に来る前から、この「3年前」の8月の前から聞きたかった、言葉。




その言葉が、文字と重なる。