ホワイト・サマー・エンド



呆れすぎて言葉も出ない。

というか、こんなところにいて大丈夫なのか?

薬とか治療とか…。





「主治医の先生には許可もぎ取ったから大丈夫」

「もぎ取ったのかよ…」




なんて強かな、いや、強かなのは昔からか。





衣都の姿を久しぶりに見る。

それは、3年ぶりに衣都を見たときほど強い印象を残すわけではなかったけど、毎週行っていたのが今週は訪れていなかったから、ずいぶん久しぶりに思えたのだ。



藍色の黒髪も、深く美しい青色の瞳も、入院で日焼けをしていない肌も。

先週と全く変わらない、そのままの衣都だった。