それ以降、何の音沙汰もなく途切れるメッセージ。 秘密基地、はあの野原だろう。 じゃあ、来て、って――― 「まさか、そこにいるのか?」 そう思い当たった瞬間、俺は自転車に飛び乗り、ペダルを漕いでいた。 あの都立公園は広いから、自転車で行ってもバスで行ってもあまり変わらない。 それにこの時間帯、バスは混んでいるだろう。