ホワイト・サマー・エンド





おばさんは真剣な表情で口を開く。




「…衣都ちゃん、あのね。私たちに衣都ちゃんの薬を作ってって言ったのは流星なのよ」




私は少し驚く。

流星は時折しか来ないのに、心配してくれていたんだ、と。




「流星も、衣都ちゃんのためにできることはないか、ってずっと調べ物してるの。それこそ寝る間も惜しんで。―――それなのに衣都ちゃんを心配させてちゃ本末転倒よね…」

「調べ物…ずっと?」

「そう、ずっと。そのおかげで隈ができてるし、最近は食事もろくに取らないし…って、衣都ちゃんは心配しなくても大丈夫よ。あいつの問題だから」