両親は「前回」と同じように、俺の病院通い…そして俺の図書館通いを黙認している。 俺は当然、衣都の精神面のケアを自分にできる限りやるし、医者にそれとなく調べたことを報告したりっとしているが、子ども1人の力では絶対に足りないだろう。 だからこそ、両親の協力は必要不可欠だった。 「父さん、母さん。話があるんだけど」 家族全員が揃った休日の朝、俺はそう切り出した。 俺の表情に気づいたのか、2人は神妙な顔で席に座る。