確か、今日のあたりだったはず。 紙袋から取り出されたのは、柑橘の可愛らしいハンドクリームだ。 『見つけたから。買っといた』 『えっ、これ、これって…いいの…?』 『当たり前だろ。プレゼントなんだから』 そう心の中の思いをそのまま口に出せば、衣都が嬉しそうに顔を綻ばせる。 『ありがとう、流星!』