ホワイト・サマー・エンド







 確か、今日のあたりだったはず。

 紙袋から取り出されたのは、柑橘の可愛らしいハンドクリームだ。





『見つけたから。買っといた』

『えっ、これ、これって…いいの…?』


『当たり前だろ。プレゼントなんだから』




 そう心の中の思いをそのまま口に出せば、衣都が嬉しそうに顔を綻ばせる。




『ありがとう、流星!』