ホワイト・サマー・エンド













『衣都…』

『あ、流星!来てくれたの?』




 努力の成果は、ほんの少しだけれど出ているようだった。

 衣都はこの時期には味覚を失い、栄養を取るために点滴をしていたが、まだその腕は自由に動かされている。




『衣都、これ』

『え、なにこれ?』

『プレゼント。開けてごらん』