嫌な予感が、ずっと身体の中をじんじんと焼いている。 7月後半の日付。 入道雲。 そして、衣都のいない教室。 まさか、今日は…あの日(・・・)? 大急ぎで衣都の家に行く。 インターホンを押すと、沈んだ表情の衣都のお母さんが出てくる。 白髪はまだ少なく、暗い表情だがふっくらとしている。