ホワイト・サマー・エンド






「あの手紙、読んだ?あの子、本当に流星くんのことが大好きだったのね」








微笑みで、衣都の母はそう告げる。


俺は頭が真っ白になって、動きを止めた。










『―――愛する流星へ―――』