ミロ王国――
アリスは窓辺に腰掛け、ぼんやりと外を眺めていた。
シドに手紙を出してから数日。
そろそろ返事が届いてもいい頃なのに、まだ何の音沙汰もない。
もうすぐイスタリアの建国記念日だ。
きっと忙しいのだろう。
そう自分に言い聞かせる。
けれど、建国記念日が終われば再びイスタリアはミロへ星晶の件を持ちかけてくるはずだ。
シドが話していた”計画”も、もうすぐ動き出すのだろう。
だとすれば――。
私も返事をしなければならない。
アリスは小さく息を吐いた。
その時。
「……ため息、何回目だ?」
隣から呆れたような声が飛んできた。
アリスははっと顔を上げる。
いつの間にか向かいの椅子に座っていたリトが、じっとこちらを見ていた。
「あ、ごめん。そんなに何回もため息ついてた?」
リトは何度も頷く。
「数えてないけどな。少なくとも一回や二回じゃない」
アリスは思わず苦笑した。
アリスは窓辺に腰掛け、ぼんやりと外を眺めていた。
シドに手紙を出してから数日。
そろそろ返事が届いてもいい頃なのに、まだ何の音沙汰もない。
もうすぐイスタリアの建国記念日だ。
きっと忙しいのだろう。
そう自分に言い聞かせる。
けれど、建国記念日が終われば再びイスタリアはミロへ星晶の件を持ちかけてくるはずだ。
シドが話していた”計画”も、もうすぐ動き出すのだろう。
だとすれば――。
私も返事をしなければならない。
アリスは小さく息を吐いた。
その時。
「……ため息、何回目だ?」
隣から呆れたような声が飛んできた。
アリスははっと顔を上げる。
いつの間にか向かいの椅子に座っていたリトが、じっとこちらを見ていた。
「あ、ごめん。そんなに何回もため息ついてた?」
リトは何度も頷く。
「数えてないけどな。少なくとも一回や二回じゃない」
アリスは思わず苦笑した。



