ルーサは剣を持つ手をやや離し、通常の構えとは違う角度で腰を落とした。足取りも不規則で、左右に跳ねるようにステップを踏む。
騎士は初め、その動きに笑みを浮かべたが、次の瞬間には戸惑いの色を隠せない。ルーサの突拍子もない動きが、予測不能な角度から攻めを繰り出してくるのだ。
振り下ろす一撃は勢い任せのように見えるが、的確に相手の防御の隙間を突く。跳ねるような踏み込みで距離を詰め、かと思えば急に腰を落として身をかわし、反対の手で軽く突き出す……。
まるで踊っているかのように見えるその剣捌きに、騎士は混乱し、思わず防御のタイミングを外してしまう。
最後には、相手の剣を弾き飛ばし、ルーサはふわりと剣を下ろした。
その姿を見て、アリスは思わず感嘆の息を漏らす。
(型は滅茶苦茶なのに……どうしてこんなに強いのかしら)
「楽しかったよ。剣を握ったのはいつぶりだろう。そうだ、今度は君、やってみてくれ。」
そう言ってルーサが指名したのはシドだった。
「では、相手は彼がしましょう。」
ルシアンは今度はアルバの肩に手を置いた。
思いがけず、剣術大会以来アルバとの手合わせをすることになった。
騎士は初め、その動きに笑みを浮かべたが、次の瞬間には戸惑いの色を隠せない。ルーサの突拍子もない動きが、予測不能な角度から攻めを繰り出してくるのだ。
振り下ろす一撃は勢い任せのように見えるが、的確に相手の防御の隙間を突く。跳ねるような踏み込みで距離を詰め、かと思えば急に腰を落として身をかわし、反対の手で軽く突き出す……。
まるで踊っているかのように見えるその剣捌きに、騎士は混乱し、思わず防御のタイミングを外してしまう。
最後には、相手の剣を弾き飛ばし、ルーサはふわりと剣を下ろした。
その姿を見て、アリスは思わず感嘆の息を漏らす。
(型は滅茶苦茶なのに……どうしてこんなに強いのかしら)
「楽しかったよ。剣を握ったのはいつぶりだろう。そうだ、今度は君、やってみてくれ。」
そう言ってルーサが指名したのはシドだった。
「では、相手は彼がしましょう。」
ルシアンは今度はアルバの肩に手を置いた。
思いがけず、剣術大会以来アルバとの手合わせをすることになった。



