「今回の件承知してくれてありがとうねぇ。私の弟子としてこれから魔法の事教えていくわ。あなたは魔法はどこで学んだの?」


「…えと、学校とかでは学んでいません。。」


「そう。あなたの魔法見せて貰ったわ。確かにどこかで学んだ魔法ではないわね、独学的で、少し雑。でも魔力はかなりなもののようね。これは教え甲斐があるわ。」


ロザリアはパンっと手を叩いてにこやかに言った。


「とりあえず、明日から教えていくわ。朝、この執務室へ来てちょうだい。」


ロザリアがそう言うとエドがドアを開けてくれた。

シドはロザリアに頭を下げると部屋を後にした。


「では、お部屋に案内します。」

エドに着いて行くとドアの前で足を止めた。


「荷物はお部屋の中です。明日の朝までご自由にお過ごしください。」


エドは頭を下げるのその場を後にした。

シドははぁっと肩の力が抜けた。