「茉莉花、そのチケットの日、都合つくのか?」
帰りの電車の中で、優樹が尋ねる。
「はい。明日から5日間開催するみたいだけど、明日なら大丈夫。帰省は明後日の夕方からの予定だから。優くんは? もう予定ありますか?」
「いや、俺も実家には適当に顔出すつもりだったから、特に予定はない」
「ほんと? じゃあ、一緒に行ってくれる?」
「もちろん」
「よかった! ふふっ、楽しみだな」
早くもわくわくし始める茉莉花に、優樹も笑みを浮かべる。
「茉莉花、せっかくだからそのままそのホテルに泊まらないか?」
「えっ? でも明日ですよ? お盆だし、満室じゃないですか?」
「都内の一等地のホテルって、意外とお盆は空いてたりするんだよ。オフィス街もガラガラになるし。じゃあ、空いてたら予約してもいいか?」
「はい。でも満室だと思いますよ?」
だが優樹の思惑通り空室があり、無事に予約を済ませると優樹はニヤリとする。
「決まりな。宿泊の用意しておいて」
「は、はい」
茉莉花は緊張気味に、頬を赤らめてうつむいた。
帰りの電車の中で、優樹が尋ねる。
「はい。明日から5日間開催するみたいだけど、明日なら大丈夫。帰省は明後日の夕方からの予定だから。優くんは? もう予定ありますか?」
「いや、俺も実家には適当に顔出すつもりだったから、特に予定はない」
「ほんと? じゃあ、一緒に行ってくれる?」
「もちろん」
「よかった! ふふっ、楽しみだな」
早くもわくわくし始める茉莉花に、優樹も笑みを浮かべる。
「茉莉花、せっかくだからそのままそのホテルに泊まらないか?」
「えっ? でも明日ですよ? お盆だし、満室じゃないですか?」
「都内の一等地のホテルって、意外とお盆は空いてたりするんだよ。オフィス街もガラガラになるし。じゃあ、空いてたら予約してもいいか?」
「はい。でも満室だと思いますよ?」
だが優樹の思惑通り空室があり、無事に予約を済ませると優樹はニヤリとする。
「決まりな。宿泊の用意しておいて」
「は、はい」
茉莉花は緊張気味に、頬を赤らめてうつむいた。



