『小澤からも連絡あったよ。元気な女の子だそうだな』
帰宅して優樹に電話をかけると、早速その話題になった。
「そうなの。小澤部長と華恵さんの赤ちゃんだもん、絶対に可愛いわよね。日曜日に沙和ちゃんと会いに行くんだ。とっても楽しみ! 写真撮れたら、優くんにも送りますね」
『ああ。俺からもよろしく伝えてくれ』
「はい。優くんが買ってくれたベビー服も、ちゃんと渡してきます」
そう言ってから、茉莉花は急に思い出して口ごもる。
『茉莉花? どうした?』
「ううん、なんでもないの。あっ、8日の優くんのお誕生日、今度は私がそっちに行くからね。仕事終わりに行くから、ちょっと夜遅くになっちゃうけど」
『分かった、ありがとう。楽しみに待ってる』
「はい。私も楽しみにしてます」
これ以上は抑え切れないと、茉莉花は早々に電話を終えることにした。
「じゃあ優くん、おやすみなさい」
『おやすみ、茉莉花』
通話を切ると、スマートフォンを胸に抱えて、ふふっと笑う。
「あー、色々楽しみ! よし、早速準備しなきゃ」
茉莉花はクローゼットを開けて、用意していたプレゼントや持って行く服をまとめ始めた。
帰宅して優樹に電話をかけると、早速その話題になった。
「そうなの。小澤部長と華恵さんの赤ちゃんだもん、絶対に可愛いわよね。日曜日に沙和ちゃんと会いに行くんだ。とっても楽しみ! 写真撮れたら、優くんにも送りますね」
『ああ。俺からもよろしく伝えてくれ』
「はい。優くんが買ってくれたベビー服も、ちゃんと渡してきます」
そう言ってから、茉莉花は急に思い出して口ごもる。
『茉莉花? どうした?』
「ううん、なんでもないの。あっ、8日の優くんのお誕生日、今度は私がそっちに行くからね。仕事終わりに行くから、ちょっと夜遅くになっちゃうけど」
『分かった、ありがとう。楽しみに待ってる』
「はい。私も楽しみにしてます」
これ以上は抑え切れないと、茉莉花は早々に電話を終えることにした。
「じゃあ優くん、おやすみなさい」
『おやすみ、茉莉花』
通話を切ると、スマートフォンを胸に抱えて、ふふっと笑う。
「あー、色々楽しみ! よし、早速準備しなきゃ」
茉莉花はクローゼットを開けて、用意していたプレゼントや持って行く服をまとめ始めた。



