「電気系統がすっかり落ちて、音響と照明が使い物にならないんだ!」 わかっていても皆を誘導させる手段が無いんだ、と、シャークは叫び。 それを聞いて、直人は舌打ちした。 こうしているうちにも、騒ぎがひどくなってゆく。 見かねた、直人は。 わたしを連れて、ステージに上がった。 そして、叫んだ! 聞ぃけぇぇええーー! ずしんと。 お腹の底に響くような声が、ライブハウス中に響き渡った。