「ところで…サプライズって何するの?」
聞いて…いいよね?
わたしも協力するんだし。
「アイツ、来月誕生日なんですよ。それで驚かせたいなぁと思って」
ほんとだ!
「わぁ!!それいいね!お誕生日、盛大にお祝いしたい!!」
「ですよね♪“盛大”にしましょう。狩谷が一生忘れられないような日にしたいですね」
「そうだね♪どんな事したら喜んでくれるかなぁ?」
想汰くんのお誕生日…
ふたりで過ごしたかった…って気持ちもあるけど、友達がこんな素敵な事考えてくれてるんだもん!
そっちを優先したい。
「そういえば、想汰くんとは高校の同級生とか?」
「中学まで一緒でした。高校からは別で」
「そうなんだ!」
想汰くんに昔からの付き合いで、こんな風にサプライズを考えてくれるお友達がいることにすごく感激してしまう。
どうしても壁を作ってしまう所があるように思っちゃうから。
だから、余計に嬉しいなぁ。
「葵町の葵中学でした」
え…?
「あおい…中学?」
そこってー…
「何かありました?」
「葵中学…わたしもー…」
ヴーッヴーッ
わたしの言葉を遮るように、瀬戸くんのスマホが鳴った。
「すみません、出ていいですか?」
「も、もちろん!」
瀬戸くんが電話中に頭を駆け巡るのは『葵中学』という言葉。
わたしがこっちに引っ越してくる前に1年ほど通った中学の名前。
まさか、想汰くんと同じ学校の出身だったなんて‼︎
「お待たせしました、あのー…「わたしもそこの学校行ってたんだよ!!」
瀬戸くんが電話を切った瞬間、嬉しさを隠せず叫んでしまった。
「…声でかいです」
「あ、、、ごめんなさい」
瀬戸くんのぽかんとした顔と周りの反応に、急に我にかえり恥ずかしくなってきた。
「はは!!やっぱ先輩って面白いですね。なんでそんなに嬉しそうなんですか?」
「だって…瀬戸くんと同じ中学出身ってことは、想汰くんとも一緒ってことだから…」
まぁ、想汰くんが中学生なる時にわたし引っ越しちゃってるから同じ時に通えてないけど!!
それがなんだかすごく悲しいけど!!
「やっぱり嬉しいよね」
「ふーん…」
ガタッ
瀬戸くんが立ち上がった。
「やっぱ先輩の頭ってお花畑ですね」
「えー…?」
「すみません、電話で急に呼ばれたんで今日はこれで失礼します」
「あ、うん…」
少し打ち解けたかな?と思ったのも束の間、瀬戸くんは帰ってしまった。
想汰くんに中学のこと話したいなぁ。
・・・はっ!!!ダメだ!!!!
なんでこのことを知ってるのか聞かれたら、、、瀬戸くんのこと言えないからダメだ。
「話したかったなぁー…」
同じ中学出身ってことは、同郷ってことだよね。
もしかしたら、どこかで出会ったりしたのかな。
ーーーーーーーーー
「先輩、どうしたんですか?」
「ちょうど想汰くんのバイト終わりの時間だったから寄っちゃった♪」
あっという間に1月も後半。
「嬉しいけど、夜遅いのに危ないですよ」
「大丈夫だよ!心配症だなぁ」
想汰くんがわたしの頬に触れる。
「当たり前でしょ。しかもこんな寒い中待たせるなんてしたくないよ」
22時を回った頃。
寒さもすごいのに想汰くんの言葉、そして想汰くんの触れた温もりでカァーッと顔が一気に熱くなるのがわかった。
「会いたかったんだもん」
ぎゅう
「わっ!!」
すると、急に抱きしめられた。
「先輩可愛すぎる」
大好きが止まらない。
ずっと
ずっと一緒にいたい。
「帰りましょっか?」
「うん」
手を繋ぐ
この手を離したくない。
なんでこんなにも、こう思うんだろう。
「ん?」
わたしがジッと見すぎたせいか、こっちに向いた想汰くん。
「…ううん!なんでもない!かっこいいなぁと思って!」
「はは!なにそれ」
幸せ過ぎて怖いから?
好き過ぎてどうしたらいいかわからないから?
きっと、どれも当てはまる
だけど
「じゃあまた明日ね、先輩」
「うん、おやすみ」
ヴーッ
想汰くんを見送っているとスマホのバイブがなった。
〈明日、買い出しに付き合ってもらえますか?〉
きゅっ…
スマホを強く握った。
〈うん、わかった〉
瀬戸くんと会っていることを想汰くんに言えてないことが、なんだかモヤモヤして辛いんだ。
秘密って…やだな。
聞いて…いいよね?
わたしも協力するんだし。
「アイツ、来月誕生日なんですよ。それで驚かせたいなぁと思って」
ほんとだ!
「わぁ!!それいいね!お誕生日、盛大にお祝いしたい!!」
「ですよね♪“盛大”にしましょう。狩谷が一生忘れられないような日にしたいですね」
「そうだね♪どんな事したら喜んでくれるかなぁ?」
想汰くんのお誕生日…
ふたりで過ごしたかった…って気持ちもあるけど、友達がこんな素敵な事考えてくれてるんだもん!
そっちを優先したい。
「そういえば、想汰くんとは高校の同級生とか?」
「中学まで一緒でした。高校からは別で」
「そうなんだ!」
想汰くんに昔からの付き合いで、こんな風にサプライズを考えてくれるお友達がいることにすごく感激してしまう。
どうしても壁を作ってしまう所があるように思っちゃうから。
だから、余計に嬉しいなぁ。
「葵町の葵中学でした」
え…?
「あおい…中学?」
そこってー…
「何かありました?」
「葵中学…わたしもー…」
ヴーッヴーッ
わたしの言葉を遮るように、瀬戸くんのスマホが鳴った。
「すみません、出ていいですか?」
「も、もちろん!」
瀬戸くんが電話中に頭を駆け巡るのは『葵中学』という言葉。
わたしがこっちに引っ越してくる前に1年ほど通った中学の名前。
まさか、想汰くんと同じ学校の出身だったなんて‼︎
「お待たせしました、あのー…「わたしもそこの学校行ってたんだよ!!」
瀬戸くんが電話を切った瞬間、嬉しさを隠せず叫んでしまった。
「…声でかいです」
「あ、、、ごめんなさい」
瀬戸くんのぽかんとした顔と周りの反応に、急に我にかえり恥ずかしくなってきた。
「はは!!やっぱ先輩って面白いですね。なんでそんなに嬉しそうなんですか?」
「だって…瀬戸くんと同じ中学出身ってことは、想汰くんとも一緒ってことだから…」
まぁ、想汰くんが中学生なる時にわたし引っ越しちゃってるから同じ時に通えてないけど!!
それがなんだかすごく悲しいけど!!
「やっぱり嬉しいよね」
「ふーん…」
ガタッ
瀬戸くんが立ち上がった。
「やっぱ先輩の頭ってお花畑ですね」
「えー…?」
「すみません、電話で急に呼ばれたんで今日はこれで失礼します」
「あ、うん…」
少し打ち解けたかな?と思ったのも束の間、瀬戸くんは帰ってしまった。
想汰くんに中学のこと話したいなぁ。
・・・はっ!!!ダメだ!!!!
なんでこのことを知ってるのか聞かれたら、、、瀬戸くんのこと言えないからダメだ。
「話したかったなぁー…」
同じ中学出身ってことは、同郷ってことだよね。
もしかしたら、どこかで出会ったりしたのかな。
ーーーーーーーーー
「先輩、どうしたんですか?」
「ちょうど想汰くんのバイト終わりの時間だったから寄っちゃった♪」
あっという間に1月も後半。
「嬉しいけど、夜遅いのに危ないですよ」
「大丈夫だよ!心配症だなぁ」
想汰くんがわたしの頬に触れる。
「当たり前でしょ。しかもこんな寒い中待たせるなんてしたくないよ」
22時を回った頃。
寒さもすごいのに想汰くんの言葉、そして想汰くんの触れた温もりでカァーッと顔が一気に熱くなるのがわかった。
「会いたかったんだもん」
ぎゅう
「わっ!!」
すると、急に抱きしめられた。
「先輩可愛すぎる」
大好きが止まらない。
ずっと
ずっと一緒にいたい。
「帰りましょっか?」
「うん」
手を繋ぐ
この手を離したくない。
なんでこんなにも、こう思うんだろう。
「ん?」
わたしがジッと見すぎたせいか、こっちに向いた想汰くん。
「…ううん!なんでもない!かっこいいなぁと思って!」
「はは!なにそれ」
幸せ過ぎて怖いから?
好き過ぎてどうしたらいいかわからないから?
きっと、どれも当てはまる
だけど
「じゃあまた明日ね、先輩」
「うん、おやすみ」
ヴーッ
想汰くんを見送っているとスマホのバイブがなった。
〈明日、買い出しに付き合ってもらえますか?〉
きゅっ…
スマホを強く握った。
〈うん、わかった〉
瀬戸くんと会っていることを想汰くんに言えてないことが、なんだかモヤモヤして辛いんだ。
秘密って…やだな。



