「そろそろ面会時間終わっちゃうね」
「お姉ちゃん、また明日も来るから」
「いいんだよ、そんなに心配しなくても私は大丈夫」
そうすると、2人は首を振って私の手をそれぞれ取って言った。
「小夏、今すごく不安なの解るから。そばに居たいだけだよ」
「大切な場所がなくなっちゃったら寂しいよね」
2人がそんな優しい言葉をかけてくれるから、ふいに涙が溢れた。
「bihukaのラストライブ……全力でやったから悔いなんて無いはずなのにね……ごめん私ってほんとに弱いね」
「そんなことないよ!! お姉ちゃんは私たちにファンの人たちにすごい大きな夢を見せてくれたよ」
「そして、それはきっとどんな形であれ、繋がっていくから。諦めちゃダメ」
「うん……っ! うん……」
その時ピーピーと、体についたモニターのアラームが鳴った。
私が泣いたから。
「諏訪野先生、心配してきっと来ちゃうね」
「笑ってたいのに。晴の前では」
「うちらが笑わせすぎたって言い訳するから、ほら! 泣き止んで」
無理やり笑ったら、2人も涙を堪えながら笑っていた。
やっぱり大好きな2人のことも泣かせたくないな。
「お姉ちゃん、また明日も来るから」
「いいんだよ、そんなに心配しなくても私は大丈夫」
そうすると、2人は首を振って私の手をそれぞれ取って言った。
「小夏、今すごく不安なの解るから。そばに居たいだけだよ」
「大切な場所がなくなっちゃったら寂しいよね」
2人がそんな優しい言葉をかけてくれるから、ふいに涙が溢れた。
「bihukaのラストライブ……全力でやったから悔いなんて無いはずなのにね……ごめん私ってほんとに弱いね」
「そんなことないよ!! お姉ちゃんは私たちにファンの人たちにすごい大きな夢を見せてくれたよ」
「そして、それはきっとどんな形であれ、繋がっていくから。諦めちゃダメ」
「うん……っ! うん……」
その時ピーピーと、体についたモニターのアラームが鳴った。
私が泣いたから。
「諏訪野先生、心配してきっと来ちゃうね」
「笑ってたいのに。晴の前では」
「うちらが笑わせすぎたって言い訳するから、ほら! 泣き止んで」
無理やり笑ったら、2人も涙を堪えながら笑っていた。
やっぱり大好きな2人のことも泣かせたくないな。


