嫌われているはずが、まさかの溺愛で脳外科医の尽くされ妻になりまして

 しかし、帰りついたマンションのドアを開けた先に美琴の姿はなかった。

 ダイニングテーブルには書置きが、そしてリビングのジュエリーボックスには外出するときには必ずつけていたはずの結婚指輪が残されていた。