幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 



 なんとか終わったな。

 一日の営業を無事に終え、望都子はホッとしていた。

 晴乃はもう、充悟と征也が送っていったようだった。

 気のせいかしら。
 高江さんは、晴乃を気に入っているように見えたけど。

 あの子は、もう売れてしまったようなのに。

 まあ、本人たちは買ったつもりも、売ったつもりもないのだろうが、
と充悟と笑いながら話していた晴乃の顔を思い出していた。