幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 

 別の席に三人は案内されたが、なんとなく、三人とも、ぼんやり突っ立っていた。

 充悟が一番早く動き、
「晴乃、とりあえず、座れ」
と言う。

 半円のソファの真ん中に晴乃を座らせ、充悟たちがその左右に座った。

 男二人に見つめられ、晴乃は困惑する。

「あの……ホストクラブみたいになってますけど」

 征也が小さく吹き出した。

「しょうがないだろ。
 俺たちが並んで座ったら、なんか変だから。

 おい、なにか注文訊けよ」

「えーと。
 あっ、高江さん、なにになさいますか?」

「そうだねえ。
 なににしようか。

 僕、あまり、こういうところで呑む物、詳しくなくて」

 すぐに決まりそうになかったので、充悟は、
「お前は?」
と晴乃を見る。