幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

「晴乃さん、この高江さんがあなたとお見合いする予定だった人よ。
 高江征也(たかえ ゆきや)さん」

 ええっ? という声が別の場所でも上がった。

 何故か充悟がいて、立ち上がっている。

 二人同時に叫んでいた。

「おじいさんじゃなかったんですかっ!?」

 望都子は晴乃を見て、充悟を見て、また晴乃を見て言った。

「あんたほんとに人の話は最後まで聞きなさいよね」

 いや……、
 今回ばかりは、あなたがたの言い方のせいではないですかね?

 そう思いながら、晴乃は充悟と二人、征也を見つめる。