幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

「私も充悟さんといたいです。
 ずっと一緒に暮らしたいです。

 朝から晩まで、ずっと一緒に――

 一緒にいたいです」

「……晴乃」

 充悟は、そっと晴乃の両手を握る。

 昨夜まであんなに熱く口づけてきていたのに。

 窓から差し込む光の中、充悟は、小鳥が軽くくちばしを触れてくるみたいに。

 そっと、壊れ物を扱うみたいに――

 キスしてきた。

「晴乃……」

「充悟さん」

「晴乃。
 ……尽くしまくりたいの一言がないのはなんでだ」

 晴乃を見つめたまま、充悟は、ぎゅっと強く両手を握ってくる。