幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 


 晴乃は下に下りて言った。

「私、お料理のお勉強します」

 出勤しようとしていた望都子が、ええっ!? と振り返り、
「私は教えないわよっ。
 高江さんにでも習ってっ。

 そう、高江さんにっ」
と言って、そそくさと逃げてしまった。

 お菓子作りで懲りたようだった。