幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

「この間、お店で料理が趣味だって話になって。

 食べてみたいわって言ったら、それからたまに多く作りすぎたときとか、持ってきてくださようになったの。

 ご近所さんだしね」

 あれから姿を見ないと思っていたのに、そんな風に晴乃の周囲を固めていたとはっ。

 いや、高江さんが、晴乃と結婚する気があるかは知らないんだが。

「この料理だけで、晴乃さんを嫁に出していいかなと思うわよね」

「……何故、実の娘ではなく、私なのですか」
と晴乃が呟いている。

「今の男は家事ができてナンボよ。
 女だって、同等に稼いだりする人もいるんだから」

 今の男は家事ができてナンボ。
 そんな望都子の言葉に充悟は衝撃を受ける。