「お帰りなさい。お土産は?」
充悟が晴乃を家まで送ると、早速、杏奈がやって来て、そう言った。
「ほら、みんなで食べろ」
大輝もいてもいいように多めに買ってきていたが。
今日来ているのは、女の子たちだった。
「晴乃おねえさまと――
やだっ、いつかのモデルの人っ。
こんにちはっ」
「美佳、気が多すぎ。
早く、好きなの選びなさいよ」
ときゃっきゃっと楽しそうだ。
大人びて見える杏奈だが、そうして、女の子たちといると、普通の子どもに見えた。
そのとき、
「こんにちはー」
とあらたな客が現れた。
色白のすごいイケメンだ。
「私っ、この家から帰りませんわっ」
と美佳が騒ぎ、
「今すぐ叩き出すわよ」
と杏奈に言われている。
征也だった。



