幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 今、そんなものが現れたら、すぐに警備会社のボタンを押すし。

 あちこちに設置してある、さすまたとかを持ってきて応戦できる。

 第一、一つ目の大男とか、今や自分も大男なので、さして怖くもないんだが。

 おっと、晴乃にさすまたの位置を教えておかねばな、と充悟は思った。

 そういえば、晴乃と結婚したら、家に帰ったときには、灯りがついてるんだよな。

 いやいや待て。
 それだと俺はいいが、晴乃がひとりで、この家で待つようになるな。

 俺が帰るまで、あの騒がしい妹とかいてくれるといいんだが。

 だが、あいつ、なんだかんだで、おねえさま大好きなやつだから、俺と晴乃の間を邪魔するかもしれん。

 ……いや、まあ。
 晴乃とは、周りがうるさいから、仕方なく結婚するだけなんだが。