幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 すると、
「お茶とお花――?
 例えば?」
と言われる。

 えっ?
 例えば?

 例えばっておかしいだろう、と動揺した晴乃は真実を語ってしまった。

「す、素敵なカフェでお茶をしたり。
 公園の花を眺めたりですかねっ」

 なるほど、と充悟は深く頷いた。

「まあ、座ろうか」
と言われ、はい、と席に着く。

「ところで、お前、俺たちの名前、なんとも思わなかったか?」

 唐突にそんなことを言われ、は? と晴乃は訊き返す。

「俺は小出なのに、お前、大出だぞ。
 最初に聞いたとき、なんて、生意気なと思ったんだが」

 いや、子どもですか。