幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

「えーと……
 おうちに、素敵な屋上リビングをお持ちですよ」

「それ本人のいいところじゃないじゃない」

 どんだけ魅力ないのよ、と言われてしまう。

「えーと……
 ちょっと待ってください」
と悩んでいるうちに、回覧板を回して帰ってきた望都子や、ゴミを置いて戻ってきた充悟、下りてきた杏奈まで、わらわら集まってきてしまった。

「なに悩んでるんです? これ」
と充悟が西子に訊く。

「今、あなたの魅力について、私にプレゼン中」

 なんだって!?
と充悟は驚く。

「俺のいいところ、いっぱいあるだろうっ。
 何故、悩むっ」

 いやだから、何処なんですか、そこは。