幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

 うーん、と充悟はうなり言った。

『俺は、子どもはちょっと苦手だ。
 猫ならいいんだが』

 猫好きか。

 そこで、晴乃は、ハッとした。

 これだっ。
 子ども苦手なのは、結婚相手として、ちょっとっ。

 そう言って断ろうっ。

 そう思ったとき、充悟が言った。

「……向こうが、俺の顔を見ると、泣くんだ」
「……それは難儀なことですね」

 晴乃はいつでも暇なのだか、充悟の仕事があるので。

 日曜に会おう、ということで、話がまとまり、二人は電話を切った。