幼なじみが連れてきた結婚相手がすごい俺様だった話

「声かけられるチャンスがあるならと思ってしまうんだろうな。 
俺にはいきなり結婚するチャンスがあったけど」

 そこで、ハッとしたように充悟は言う。

「もしや、俺はすごくラッキーな男なのかっ?
 いや、お前が俺の好みだった場合だがっ」

「あの~、さっきから、上げては落とし続けるの、やめてください」

 発言は、ひとつしたら、次はしないでください、と言ってみたが、

「ん?
 俺はなにかお前を上げるような発言をしてたか?」
と言う。

 もう全面的に黙っててください……と思っているうちに、家に着いていた。